筆者が渡星するにあたって、先にシンガポールに来ている子連れの上司がみんな口を揃えていったのは、こっちは、教育費が高いし、どうやって面倒見てもらうのか考えないと来てから大変だよ、ということ。
そのウワサどうなのよ?というわけで、検証してみたいと思います。


※前提
筆者の家庭状況は、日本でもシンガポールでも、夫婦共にフルタイムでの共働きです。


日本の保育園


日本では、御多分にもれず、認可にも認証にもひっかからなかった我が家。まさに1歳児あるあるでした。
結果、近所の認定こども園にたまたま空きがあり、渡星までの半年間だけ通えることになりました。


掛かる費用は以下の通りです。


  • 入園料:30,000円
  • 月の基本料(月〜金, 8:00〜18:00, 昼ご飯代含む) 126,000円
  • おやつ代:250円×日数
  • 18時以降の延長料金(最長20:00まで)

    • 〜18:30 /30分
    • 18:30〜 /30分
  • 体操着

高い高い保育園料でした。。。まさに家賃をもう一軒分支払っているような状態です。
それでも中身は実に充実しており、毎日習い事のように、体操の先生や英語の先生がやってきて、お昼やおやつも手作りはもちろん、全て凝った内容で至れり尽くせり。お片付けや挨拶もここでしっかり身についたように思います。
毎日の様子も写真におさめて共有してもらえるなど、申し分ない保育/教育内容でした。


また、いい意味でたいそうな高熱になるまで呼び出し電話はなく、世間で騒がれているほど、「これくらいで呼ぶなんて!」ということがない園でした。ポカリ飲んで冷やしても上がる一方で、くらいで連絡くれるイメージです。
実に、共働き夫婦の常に味方でいてくれる心の広い園で、安心して預けられました。


シンガポールのPreschool


一方シンガポールでは、日本人用ではなくローカルな園に通っていて、日常は英語で過ごしています。もちろん他に日本人はいません。インド人、中国人、マレー人などが大半を占めます。通っている園は系列園が国内、国外にいくつかあり、シンガポール内の他の場所では日本人も通っている園もあるようです。場所柄、我が家が通う園では初めての日本人でした。(そのため、珍しがってTeacherたちも日本語をおもしろがって覚えてくれています笑)


掛かる費用は以下の通りです。


  • 入園料:S$100
  • 保険料:S$5
  • 月の基本料(月〜金曜7:00〜19:00,土曜日7:00〜13:00、朝昼ご飯代含む):S$1171.65(2016年8月11日80円換算で、9,3732円)※シンガポールcitizens だと8割くらいになります

    • おやつ代
    • 粉ミルクを各自で購入
    • 制服代

日本で、自治体の恩恵にあずかったわけではなかったので、我が家ではずいぶん安くなったのが実情です。
中身はこちらも充実しているようで、英語も中国語も練習したり、数字の勉強をしているようです。また日中は暑いからか、1度シャワーを浴びています。食事は手作りですが、品数も少なそうなので、日本人には物足りなく感じるかもしれません。
なにせ、写真はないし子供も話せないのでまだ詳しいことはよくわかりませんが、送迎時の先生やお友達の様子から、ありがたいことにかわいがってもらっていることは感じ取れています。
四半期に一回、三者面談があり、つくったものや学習した内容、普段の生活態度などを1時間くらいかけて共有してくれる機会もあります。その際、先生が日本語をがんばって学び、駆使してくれていることや、我が子の言葉についても親身になって心配してくれていることがわかりました。
また、最大の魅力は預かってくれる時間です。19時までのお迎えを延長料金無しでいけるのは、本当にありがたいです。しかも朝7時から!
さらに土曜日はランチこそ家庭で用意が必要ですが、追加料金なしで朝7時から預けられるので自由時間ができます!夫婦でゆっくりしたり、買い出しや家事を済ませたり。


加えて、半日やフルタイムかの選択できるので、メイドさんはいてほしいけど、子供に同年代と触れ合ってほしいという場合も出費の折り合いをつけながら、利用を考えることができます。


まとめ


一概に、日本とシンガポールどちらがいいとは言いづらいですが、夫婦フルタイム共働きの場合、子どもを預けて働きやすい環境となっているのはシンガポールだと思います。
働く時間に関わらず預けることができて、お迎えにも余裕があります。
日本では勤務・出勤時間と保育時間の関係でフルタイム勤務の選択ができない場合もあります。そうなるとそれだけで認可の場合はポイントが下がり、絶望的になりますよね…。
日本も、もっともっと、周りの力を借りることや、柔軟な働き方をすることが当たり前になるといいなぁと願っています。