自分を変えるのはむずかしい


「他人を変えるより自分を変えるほうが簡単!」とはよくいいますが、なにかにチャレンジするということに関して言えば、「自分を変えるより環境を変えるのが簡単!」なのかなと思っています。


どういうことかというと、例えば起業でいうと、起業に意欲的な意識の高い友だちと付き合うようにするほうが、なんか起業してうまく行きそうな気がしていいよね、とか、もっと簡単に「朝早く起きたいのに起きれない><」みたいなことでいうと、とりあえず朝早く起きられるようにする、ということに挑戦するのではなく、友だちと毎朝ランニング部みたいなものを強制的に開催しちゃったりしたほうが朝早く起きるようになるよね、みたいなことです。


要は自分の意思だけで行動を起こすのはかなりむずかしいので、人を巻き込み物理的な場所なども変えることで、自分にも変革を起こすというやり方がいいのかなと思っています。


そんな僕はもちろん自己変革力がめちゃくちゃしょぼいので、物理的に日本からシンガポールに環境を変えて、サラリーマンから起業という道を選び絶賛チャレンジ中なのですが、ちょうど最近、シンガポールに来る前やきた後で時々お世話になっている加藤順彦さんが本をお出しになっていたので速攻読まさせていただいたら、似たような趣旨でとてもいいことが書いてあったのでまとめてみます。




環境が人間を創る


このキーワード自体は、まあ自己啓発本好きな人からするとそんなに珍しいものではないのですがw、この本でも加藤さんのエピソードを交えて紹介されています。
加藤さんがこのキーワードを意識する体験は、現Klab社長の真田さんに、大学生という若い時期に出会い、ともに会社を興し、大きく巻き込まれたことです。
詳しくは本を読んでほしいのですが、大学生のころに起業して倒産するところまでジェットコースターのように進んでいきます。すさまじい。


そんな体験と全く比較にはなりませんが、僕も大学入りたての頃、ミルクカフェや2ちゃんねるという掲示板で勝手にけんすうさんをストーキングし、mixiでメッセージを送って渋谷のカフェでお茶したところから今の歴史が始まっています。
当時はなんとなくサークルに入ったりラウンジにたむろしたりすることをしたくなかったけど、どうしたらいいのかわからないから、出逢えばなんか起こるはず、という勝手な想像でけんすうさんに手を震えながらメッセージ送信したのを覚えています。
つまり、自分で変革を起こせなさそうなので、これから変革を起こしそうな人の周囲に張ることで自らの変革を呼び起こそうとしていました。


リクルート社の大好きな名言に「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」とありますが、僕の場合、まず自ら機会を創り出すということの難易度がめっちゃ高かった。
なので、ちょっと順番を変えて「機会によって自らを変え、それによって自ら機会を創り出そう」としちゃいました。


尻馬に乗る


本の中でも言及がありますが、「尻馬に乗る」という手法もとても有効です。
完全に自分ではなく他者や環境依存になりますが、上昇気流を掴んでさえしまえば、なにもしてなくても上にはあがるわけです。


加藤さんの本には以下のようにあります。


つまり、追い風をつかむこと成長の波に乗ることというのが、企業の成長において最も重要なことなんです。その会社が多少ダメでも、社長がボンクラでも「その産業にぶら下がっている限りは伸びまっせ」ということを自分なりに体感したのです。


これと似たような話で現Yahoo!の小澤さんがnanapiにすごくためになるハウツー記事を投稿しておりまして、その中の一節が参考になります。


やりたいことがわからないなら成長産業、成長企業に身をおけ
「将来やりたいことがわからないんですがどうしたらいいでしょう」というのも、非常に多い質問です。
その場合の私の返答は「やりたいことは考え続けてください」
とりあえず、見つかるまでは成長している業界、成長している会社に身を置いてください。
です。
理由は以下の通り。
やりたいこともわからないのに、しかもせっかく入った会社でリストラなんてあったら目も当てられない。
成長している会社は、縮小している会社よりも経験上比較にならないほど楽しい。


引用:仕事を選ぶ際に必ず考えておいてほしい3つのこと | nanapi [ナナピ]


上記は就職活動生に向けてのメッセージですが、ほとんど同じようなことを言ってますね。
成長している会社に身を置くと、どんなにハードな仕事でも、全部数字が右肩あがりなので、めちゃくちゃ楽しい、かつ、自分もめちゃくちゃ成長します。
尻馬に乗るのはおすすめ。


少しでも成果が出たら還元してウミガメになろう


加藤さんは本の中で「アジアのウミガメをつくるんやー!」と言っています。つまり、ちょっと勇気を出して外へ出てみて、成功したら戻ってきて、またこれから勇気を出して飛び込もうとする人を増やそうよ!ということです。
シンガポールやマレーシアのジョホールバルを中心に生活を送っていらっしゃるので「アジアのウミガメ」が強調されてはいますが、別に海外にでなくてもウミガメ的存在にはなれます。
日本で起業してももちろんいいと思いますし、起業はせずとも社内を変革する新事業に取り組んでもいいと思います。
また、無から有を創り出さんとするまだ小さなベンチャー企業の手助けをしてもいいと思います。
それぞれのウミガメスタイルで、小さなpay forwardサイクルをどんどん回してくことができれば、いまよりちょっといい世界ができあがってくるのかなと思いました。
僕も超絶色々な人にお世話になりまくってここまで来ているので、はやく僕も成果を出してウミガメりたいですね。


そんなウミガメ候補を手伝いたい!またワールドワイドに熱い想いを全力でぶつけてチャレンジしたいスタートアップに興味のある元気モリモリな学生さんいらっしゃいましたら是非ご連絡ください!
ビデオチャットランチやビデオチャットコーヒー、ビデオチャット飲み会でもしましょう。 連絡先はこちら!


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ちなみにこの本を読む際には、ネット黎明期のエピソード満載の以下の読み物と一緒に味わうのが楽しいです。
『ネット起業! あのバカにやらせてみよう』 第1章 ダイヤルQ2から生まれた ネットベンチャー 関西学生界のキーパーソン
おすすめは、現Yahoo!小澤さんのビズシーク話です。
ビズシークのあの頃 『ネット起業! あのバカにやらせてみよう』


また、東南アジアやシンガポールの状況もざっくりと把握できるので、その意味でもおもしろいかもしれません!
僕の大好きなたかぽんが帯書いてるのも最高ですね。いつかたかぽんに会いたい。




※フリー版もあるみたいです。

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